Research

調査・研究

本市は平成17年の政令指定都市移行から20年余の間、政令指定都市としての基盤整備を進めてきました。しかし、本市の人口は1990年の739,300人をピークに、2025年3月末現在670,258人と急激な人口減少に直面しています。本市が行った推計では2050年に約49万人まで減少すると見込まれており本市にとって深刻な課題となっています。また近年の物価高騰や国際情勢をはじめ、少子高齢化、高齢者福祉、地域の担い手の確保、経済・農林水産業の振興、災害の甚大化など、本市を取り巻く課題は山積しています。

このたび、自由民主党静岡市議会議員団では、これまでの4つの政策研究グループを再編し、
❶【人口減少・子育て教育】
❷【社会課題・危機管理】
❸【経済・観光・みなとまちづくり】
の3つの分野の研究チームを新たに立ち上げ、市議団の政策能力の向上を目的に活動をしていきたいと考えています。またこれまで継続してきた既存の研究課題については、
❹【既存研究】グループに統合し、市議団全員がメンバーとして所属し、引き続き調査研究を行ってまいります。

人口減少・子育て教育 研究グループ(◎リーダー / ○副リーダー)

首都圏への一極集中が叫ばれるなか、静岡市の急激な人口減少に歯止めをかけるため、移住・定住政策の推進を図るのはもちろん、結婚、出産、子育て、教育環境の整備など、若者が共感する政策を打ち出し、移住・定住の促進や出生数の増加を図る事が求められています。そこで、人口減少対策、少子化対策、子育て支援、教育政策など、4つの項目を主なテーマとして、調査研究を行っていきます。

◎福地 健 / 〇坂田 和基 / 白濱 史教 / 髙木 強 / 堀 努 / 島 直也 / 尾崎 行雄

社会課題・危機管理研究グループ(◎リーダー / ○副リーダー)

少子高齢化が進むなか、社会保障費の増大、医療・介護人材の不足、エネルギーや食料品をはじめとした物価の高騰、トランプ関税やウクライナ問題等による外交問題、多文化共生、選択的夫婦別姓、まちづくり団体の担い手不足、近年甚大化する大規模災害など、市民の生活を取り巻く社会課題の解決、防災力の強化が喫緊の課題となっております。そこで、本市が進める第四次総合計画の見直しをはじめ、社会共有資産の利活用、防災に強いまちづくりなど、14の項目を主なテーマとして調査研究を行っていきます。

◎宮城 展代 / 〇木下 俊也 / 鈴木 直人 / 寺澤 潤 / 畑田 響 / 望月 俊明 / 繁田 和三 / 井上 恒彌

経済・観光・みなとまちづくり研究グループ(◎リーダー / ○副リーダー)

急激に人口減少が進む本市にとって、スタートアップ支援や企業誘致による働く場所の確保、所得の向上、観光誘致による賑わいの創出、稼げる農林水産業の確立、清水港周辺のみなと街づくりの推進、海洋研究など、他都市との差別化を図るために、経済や農業、スポーツ、観光、港湾の分野からアプローチをする事も求められています。そこで、企業立地、新産業創出支援、スタートアップ支援、プロスポーツやみなとを活かしたまちづくり、農林水産業振興など、9つの項目を主なテーマとして調査研究を行っていきます。

◎丹沢 卓久 / ○赤池 剛直 / 平井 正樹 / 大村 一雄 / 山根 田鶴子 / 石上 顕太郎 / 鈴木 和彦

既存 研究グループ(◎リーダー)

日台友好、日中友好、港湾などの各種議連、都市間交流(聖一国師)といった、今後も継続して活動を行っていくべき既存研究については、市議団全員がメンバーとして参加していただき、引き続き調査研究を行っていきます。

  • 日台友好チーム
    ◎望月俊明
  • 日中友好チーム
    ◎寺澤 潤
  • 港湾チーム
    ◎大村 一雄
  • 聖一国師チーム
    ◎石上 顕太郎
  • 海洋研究チーム
    ◎堀 努