魅力あるコンパクト都市建設グループ視察報告書

≪水汲みの儀≫
日  時    平成25年7月8日(月)
場 所     静岡市葵区栃沢 聖一国師生家
参加者    ◆自由民主党静岡市議会議員団 議員
        ※石上顕太郎 ※鈴木和彦  ※栗田裕之  ※望月俊明
        ※工藤公彦 三浦雅司  繁田和三  丹沢卓久
        早川清文  福地 健  畑田 響
        (※魅力あるコンパクト都市建設グループメンバー)
        ◆大川地区自治会連合会会長 他地域住民
        ◆静岡市農林水産部長 他 課員

博多祇園山笠の「勢い水」として使用される「清めの水」汲みの儀は、白装束姿に身を固めた地元のみなさんの参加の元、国師の生家の庭先を流れる沢の水を、柄杓を使用して厳粛に行われた。

静岡空港の開発をきっかけに交流が始まり、今回が5回目となる。

福岡市の博多祇園山笠での「勢い水」、聖一国師が、流行病を治めた「清めの水」鎌倉時代にさかのぼり、静岡、福岡の縁、絆を大切に後世に伝え、両市の今後の交流、観光の発展につなげることが大切と考える。


(文責 早川清文)

≪視察報告書≫
日  時    平成25年7月14日〜15日
視察先    福岡市博多区 承天寺・祇園山笠追い山
視察議員  ※鈴木和彦 ※石上顕太郎 ※工藤公彦
        遠藤裕孝 繁田和三 牧田博之 早川清文
        福地 健 畑田 響
        (※魅力あるコンパクト都市建設グループメンバー)

1202年に駿河国(静岡市葵区栃沢)に生まれた聖一国師は、久能寺(現在は駿河区の久能山東照宮となっている。久能寺の仏道は清水区鉄舟寺に引き継がれている)での修業を皮切りに日本各地の寺院で修業を続け、1235年に南宋時代の中国へ渡り、厳しい修業の後、1241年帰国し、博多に承天寺を開いた。この際、中国から整粉技術や饅頭の製造技術を伝えた。また、駿河国にはお茶の技術を伝え、現在の静岡の茶産業の礎を築いた。

現在も700年以上の歴史を誇る博多の祇園山笠の祭りは、疫病を静めた聖一国師にちなんだ由緒ある祭りでもある。

この祇園山笠祭りのために、聖一国師生誕の地である栃沢の米澤家を流れる清水を汲み、7月15日早朝に行われる山笠まつりに勢い水として利用するため承天寺に神保至雲住職を訪ね、奉納した。


(文責 石上顕太郎)

静岡市の抱えている新しい課題を研究するグループ

魅力あるコンパクト都市建設グループ
魅力あるコンパクト都市建設グループ
価値ある教育再生研究グループ
価値ある教育再生研究グループ
環境にやさしい再生エネルギーグループ
環境にやさしい再生エネルギーグループ

静岡市3区のTOPICS

葵区のトピックス
駿河区のトピックス
清水区のトピックス

 調査・研究TOPへ